2021年にはビットコインをはじめ多くの暗号資産が大きく上昇し、ビットコインは1BTCあたり776万円の史上最高値をつけました。
しかし2022年には仮想通貨相場が大きく暴落し、「ビットコインは今後どうなるんだろう」と心配している投資家の方も多いのではないでしょうか。
この記事ではこれまでのビットコインの値動きとファンダメンタルズをみていきながら、2024年から今後ビットコインがどのような動向をするのかを徹底予想していきます。また今後ビットコインが暴落する可能性も見ていきますので最後までしっかりと読んでください。
ビットコインの価格推移まとめ
ビットコインの今後を予想するには、まず過去のデータを紐解いていきましょう。
2009年:ビットコイン誕生
2011年:ビットコインの最初の高騰。1BTC2000円台をつけたのち下落
2012年:ビットコインが暴落。一時は1円以下の価値にまで下落。
2013〜2014年:ビットコイン第2の高騰。1BTCあたり10万円台の最高値に。
2014年:ビットコインが再び暴落。一時は2万円台にまで下落。
2015年:ビットコインの冬の時代。小幅な値動きに終始。
2016年:ビットコインが徐々に値上がり。
2017年:ビットコイン第3の高騰。初めて100万円の大台を突破し、2017年末頃には200万円の最高値をつける。
2018年:年初からビットコインの価格が下落し始め、30万円台にまで下落。
2019年:やや持ち直しつつも130万円台を高値に、上値が重い1年となる。
2020年:新型コロナウィルスのパンデミックが発生。ビットコインが50万円台にまで暴落し、その他の暗号資産や株式相場などが軒並み暴落。しかしその後各中央銀行の積極的な値下げと財政出動によりビットコインがV字回復。
2021年:ビットコイン並びに仮想通貨相場の上昇トレンドが継続。多くの銘柄が爆上げの仮想通貨となる。ビットコインは1BTCあたり776万円の史上最高値を記録。
2022年:仮想通貨バブルが一気に崩壊。ビットコインが暴落し、230万円を下回ると最高値から200%近くも価格を下げることに。
ビットコインの今後を予想する前に過去の推移を解説
上記のビットコインの価格推移からもわかるように、ビットコインは上昇と暴落を繰り返してきました。過去最高値をつけた後は一気に暴落していますが、これはビットコインが高値を更新するたびにニュースとなるとそれまで仮想通貨を買ったことない初心者が乗り遅れて投資し、その頃には先んじて投資していた人が利確の動きに出るため高値でつかんでしまった人たちが次々に損切りすることが原因と考えられます。
しかし逆にいうとビットコインの上昇と下落は規則性があるため、それに則って投資をすればビットコインで今後暴落があっても大きく勝つことができるようになります。
以下ではビットコインの過去の推移を細かく見ていき、今後のビットコインの価格を予想するヒントを探っていきます。
ビットコインの今後を予想する前に:2011年
2011年にはまだビットコインは無名の存在で、仮想通貨への投資方法を知っている人もごくわずかでした。そのため当時は一部の投資家やテック通が主にBTCを取引していたと言われています。しかしブロックチェーン技術によって経済システムの民主化が起こると多くの人たちが予想すると、ビットコインへの投資が活発に行われるようになりました。
この動きからアメリカのメディアでも取り上げられるようになるとビットコインの認知度が高まり、BTCが一気に注目されるきっかけとなったとも考えられます。
ビットコインの価格はこのとき1BTCあたり2000円台にまで上昇しました。ビットコインが登場した当時は1円以下の草コインだったことを考えると単純計算で約2000倍以上の上昇ですので、この時点でBTCをガチホ向けの仮想通貨として投資ポートフォリオに追加した人は高い先見の明があり、現在でも保有している人は今頃億り人になっていることでしょう。
ビットコイン暴落の原因:2011〜2012年
2011年に高値をつけると同年後半から2012年にかけて上昇分を吐き出すようにBTCの価格が下落したことがわかります。これは投機的な売りを仕掛けた勢力があったことが考えられ、高値で掴んでしまった人たちが損切りした結果暴落に繋がり、ビットコインが1円以下の価格になってしまったと考えられています。
ビットコインの今後を予想する前に:2013年の上昇トレンド
2012年の小幅なレンジ相場から一転して2013年になるとビットコインの価格が一気に上昇します。これは欧州債務危機、もしくはユーロ危機と呼ばれた、スペインやギリシャ、キプロスなど南欧諸国からスタートした欧州全体の経済危機が要因にあったとされています。
ユーロが下落し、法定通貨に対する信用が世界で低下したことを受け、ビットコインが代替通貨になると期待された結果、一気にBTCが避難通貨として人気になりました。
日本のテレビ番組でもビットコインや仮想通貨に関する特集が放送されたことから知名度が高まり、1BTCあたり10万円を突破する上昇を見せることになりました。
ビットコイン暴落の原因:2013〜2014年
ビットコインが10万円にまでなったことを受け、イケイケどんどんの勢いで仮想通貨への投資を始めた人も多いのではないでしょうか。この頃から海外だけでなく国内の取引所なども増えましたが、大手家電量販店ではビットコインでの支払いも可能になったことが話題となりました。
ビットコインが暴落した要因は様々ありますが、中国で仮想通貨を禁止する動きが出たのが大きな理由に挙げられます。この当時のビットコインの急騰は主に日本や韓国、中国の東アジア圏の投資家によって支えられたと考えられており、大きなマーケットであった中国で禁止の動きが出たのは大きなショックでした。
その後も日本国内ではマウントゴックス社のセキュリティシステムが不正捜査を受けたことで資金が流出し、顧客と自社の保有するビットコインが合計470億円相当(当時)流出してしまった事件が発生しました。これはマウントゴックス事件として知られますが、この事件によって「暗号資産は危ないのではないか」という心理が大衆に芽生え、仮想通貨の暴落に影響したとされています。
ビットコインの今後を予想する前に:2017〜2018年の上昇トレンド
2014年の下落からなかなか上向かない相場が続いていましたが、2016年頃からゆるやかに上昇を見せるようになります。特にこの時期はビットコインが2回目の半減期を迎えたことからBTC価格は4万円台から7万円台にまで上昇を見せました。その後10万円台にまで回復すると2017年頃から日本国内でも法整備が進み、機関投資家が市場に参加するようになりました。
ビットコインをこれから伸びる仮想通貨であると見た機関投資家が積極的にビットコインを買ったことにより、大きく価格を押し上げる要因となりました。その結果、同年には1BTCあたり100万円の大台を突破。
さらに同年12月にはアメリカの先物取引所であるCME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)がビットコインの先物取引を開始するという大きなニュースが入り、ビットコインの取引が本格的になります。当時は「ビットコインはただのデジタルなコインで何の価値もない」と考える人が多かったですが、CMEに上場したことから多くの市場参加者がビットコインに価値があると考えるようになりました。この結果、CMEへの上場が引き金となりビットコインが大きく上昇し、1BTCあたり200万円の価格を突破することになります。
ビットコイン暴落の原因:2018年
このままビットコインは上昇し続けるのではないか、と思った投資家も多かったですが、2018年になると数々のソーシャルメディアやインターネット企業が暗号資産に関する広告の掲載禁止を発表したことにより、ビットコインを始め多くの暗号資産が高リスクなものとして見られ、信用が低下し価格も急激に下落していきます。facebook社(現Meta)やGoogle、Twitterなどで暗号資産に関連する広告掲載をストップしました。
この結果、2018年は強いダウントレンドを形成し、最高値だった200万円から30万円台にまで大幅に下落してしまいます。
ビットコインの今後を予想する前に:2020〜2021年の上昇トレンド
2018年から2019年はBTC価格が乱高下し、主にレンジ相場を形成する展開となりました。しかし2020年はじめから広がった新型コロナウィルスの世界的流行により経済は停滞。その結果同年3月から5月にかけて世界の工場や生産業がストップする異例の事態となり、株価はじめさまざまな金融資産が大暴落しました。
仮想通貨も例外ではなく、多くの銘柄が下落しましたが、ここで各国の中央銀行が金融緩和を行い、中央政府も機動的な大幅な財政出動を行ったことで金融相場はV字回復を見せることになります。
当初は実体経済が回復していないため、金融相場も乱高下することが予想されていましたが、金融緩和によって金余りが促進したため、多くの個人に補助金として現金が行き渡り、その結果多くの人が仮想通貨や有価証券などに投資しました。
この結果、ビットコイン相場は2020年には100万円台に戻し、翌2021年中頃には600万円台を突破、同年11月には1BTCあたり700万円台にまで上昇して過去最高値を記録しました。
ビットコイン暴落の原因:2022年
2022年も今後ビットコインはグイグイ上昇していくんじゃないか、と期待していた人が多かったですが、積極的な金融緩和も終わりを告げ、各中央銀行が金融引き締めに動くと仮想通貨相場は一転して冬の時代を迎えます。
BTCの価格は一気に下落し、同年12月には200万円台にまで価格を落としました。これは2021年中盤から後半にビットコインを購入した人が損切りや建値でポジションを解消した動きが連鎖し、大きな売り圧力になったと考えられます。
2024年も今後はビットコインは落ち続けるのでは、と考えていた人もいますが、同年上半期の時点でビットコインは反転し、大きなアップトレンドを形成するまでではないものの、下落相場は一服して底入れしたと見られています。ビットコインの今後の予想【2024年版】
ここまでビットコインの過去の値動きとファンダメンタルズを振り返ってきましたが、2024年から今後はビットコインはどうなるのでしょうか。
投資にはリスクが伴うため必ずしも絶対的なことは言えませんが、これまでのビットコインの動きを見てみると過去最高値を更新したあとにはビットコインの暴落が起きていることが分かると思います。上記でも暴落の要因を解説しましたが、たいていの場合は投資家が利確の動きに出たり、大きな損切りが相次いで起きたりすることが原因と見られています。そのため、逆に言えば暴落したあとは過去最高値を再び迎える可能性が非常に高いため、暴落時こそ買い増す絶好の機会といえます。
アメリカの著名な実業家・投資家で、名著『金持ち父さん、貧乏父さん』の著者としても有名なロバート・キヨサキ氏は2022年のビットコインの暴落時には多くのビットコインを買い集めていることをメディアのインタビューで答えています。
ビットコインの今後はどうなる? 暴落の可能性
2022年の暴落時点で賢い投資家は売りではなく、買いの動きに出ていますが、2024年はどうでしょうか。各国の中央銀行はまだ利上げを続けており、利下げ局面はしばらくないことが予想されています。アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)は同年12月までに利上げを続けることが予想されており、金利が高い状態が続けばリスクオフのムードがつづき、株などの有価証券やリスク資産と見られている仮想通貨が買われやすいファンダメンタルズは訪れないといえます。
そのため、金利が高い状態であれば逆にいうとビットコインが暴落する可能性は低いといえます。今後ビットコインが暴落する可能性があるとすればBTCが大きく上昇し、過去最高値を更新したタイミングが転換点となりますので、このときには注意が必要です。
ビットコインは今後1億円に?
BTCのこれまでの最高値は700万円台ですが、今後ビットコインが1億円に達すると予想している著名な投資家は数多くいます。Coinbaseの前CTOであるBalaji Srinivasan氏はBTCが100万ドル(約1億4000万円)を突破すると予想しており、アメリカで著名な実業家であるマイケル・セイラー氏も「ビットコインは今後数年で100万ドルになる」とメディアで述べています。
1億円がいつになるかは誰にも分かりませんが、長期的には上昇していく可能性が非常に強いと多くのアナリストは考えており、主に以下の条件がビットコイン上昇のカギとして考えられています。
ビットコインの今後 2025年が上昇相場に?
- 金融引き締めの終了
- ビットコインの半減期
- 市場参加者の増加
1. 金融引き締めの終了
ビットコインの今後を予想する上でも世界的な金融引き締めは終了していることが大前提となります。
2023年時点では各中央政府は引き上げつづけており、アメリカでは5.5%とここ数年でも高い水準になっています。
金利が上がるとインフレが抑えられますが、そうなると民間企業は消費を抑えるためお金が不足し、次は不況になります。不況になったときに中央政府は金利を引き下げます。金融政策とはこれの繰り返しなのですが、中央政府が金利を引き下げそうなタイミングこそビットコインが大きく上昇するタイミングと考えられます。
金利が下がると市井の人はモノを買ったり、投資をしようという考えが働きます。これを「リスクオンの状態」と呼びますが、この相場環境こそビットコインが大きく上昇する条件となります。
2. ビットコインの半減期
ビットコインの半減期とは、ビットコインの供給拡大ペースを4年ごとに50%減らすことです。これはすでにプログラムされたコードのため、自動的に履行されることです。ビットコインは最大2100万枚トークンしか存在せず、これは少しずつ市場に供給されていく仕組みになっています。そのため全てのBTCトークンが地球上に現れるのは120年後とされており、供給されていくペースは少しずつ緩やかになっていきます。
半減期を迎えるということはビットコインの数が少しずつ増えづらくなるということですので、BTCの価値は高まりやすくなります。2014年の上昇トレンドの要因が半減期であったように、今後ビットコインの半減期のタイミングでは大きく上昇することが予想されます。
つぎの半減期は2024年となっていることからも、多くの投資家はすでに「ビットコインは今後2025年くらいから上昇する」と考えている根拠になっています。
3. 市場参加者の増加
ビットコインに限らず金融商品の価格が上がるためには市場参加者が増える必要があります。その金融商品を求める人が増えれば増えるほど需要が高まり、価格が上昇することになります。
仮想通貨は現在のところ個人投資家や一部の機関投資家しかまだ投資していませんが、今後より一般の人々に普及していくと取引がますます活発化することになります。例えば電気自動車のテスラ社などは多くのビットコインを保有し、その他のアメリカの企業でもビットコインをポートフォリオに追加する動きが増えています。今後はビットコインや暗号資産を組み入れたデリバティブ(金融派生商品)が人気になれば一般の人でも投資をする機会が増え、市場参加者が今後の10年以内に倍増することも十分可能とされています。
以上の要因からビットコインが今後上昇するのは2025年頃からになると予想しているアナリストは世界でも多く、このことからBTCの値段が上がってしまう前に買い増している投資家が存在しています。
ビットコインの今後に来る仮想通貨投資は?
ビットコインの現在の問題は新規参入がしにくい点にあります。「将来的にBTCが1億円になる」と言われても1BTCがすでに数百万円もしてしまう現状では、一般の投資家は簡単に購入することができません。
「こんなことならビットコインが安い頃にたくさん買っておいたのに…」と後悔している投資家は世界中にたくさんいますが、そんな方に朗報なのが新しい仮想通貨プロジェクトのBitcoin BSCです。
Bitcoin BSC | ビットコインの代替となる画期的な投資銘柄
Bitcoin BSCは本家であるビットコインのハードフォーク的に派生した仮想通貨プロジェクトで、バイナンスブロックチェーン上に構築されているのが大きな特徴です。
クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。
ビットコインはProof of Workと呼ばれる仕組みがエネルギー消費量が高く、地球環境に悪いという批判がありましたが、Bitcoin BSCはProof of Stakeを採用しているため省エネの仮想通貨としてBTCよりも高い評価を受けています。
Bitcoin BSCの魅力はなんといっても高速な処理スピードと格安な手数料で、高い機能性を持っている点にあります。ビットコインはその仕組みのせいで処理スピードが遅く、手数料も高額となっていることが大きな問題となっていました。そのため本来は“コイン”として人々が通貨のように気軽に使えるものとしてデザインされていたのが、機動性に乏しいために不動産のような大きな資産となっている点も問題とされていました。
この問題を解決したのがBitcoin BSCで、$BTCBSCは速い処理スピードと安い手数料から多くの人に使いやすく、ユーティリティトークンとしての機能も期待されています。
Bitcoin BSCはビットコインの上昇相場に乗れなかった投資家に二度目のチャンスを与えるために開発され、プレセールが絶賛開催中です。$BTCBSCのプレセール価格は0.99ドルに設定されており、これは2011年時点のBTC価格に由来しています。
ビットコインが0.99ドルで買えるチャンスがあれば多くの人が積極的に投資しますが、まさにこの夢のような機会を実現してくれるのがBitcoin BSCです。今後はバイナンス系のDEXに上場することが確実視されているため、上場後は高値で取引される可能性が非常に高いです。Bitcoinのように、あの時に、買っておけばよかったという心境にまたもや陥らないためにも、先を見据えてこのおすすめ仮想通過に投資しておくと良いかもしれません。
Bitcoin BSCの買い方の解説記事もありますので、詳細はこちらをご確認ください。
クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。
ビットコインの今後 まとめ
この記事ではビットコインの今後や2024年以降の価格予想、そして暴落の可能性について解説してきました。
ビットコインは価格上昇と暴落を繰り返してきましたが、この規則性をもとに考えるとビットコインは今後2024年以降は上昇相場に転換することが予想され、2025年あたりに大きなアップトレンドを形成することが考えられます。
ただビットコインはすでに1BTCあたり300万円という高額資産となっており、一般の投資家の方には投資しづらいことが問題になっています。Bitcoin BSCはビットコインの派生的銘柄として世界の投資家から注目を集めていて、BTCを0.99ドルで買えるチャンスに等しいとして多くのビットコインファンがプレセールに殺到しています。Bitcoin BSCを安く購入できる機会は今しかありませんので、ビットコインの上昇を予想できなかったことを悔やんでいる方はこのチャンスを逃さないためにもプレセールが終了する前にお早めに購入することがおすすめです。